自動運転EVバス、大阪・関西万博で実証実験へ 住友商事など
自動運転EVバス、大阪・関西万博で実証実験へ

住友商事、先進モビリティ、日本総合研究所の3社は2026年7月20日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場内で、自動運転電気バス(EVバス)の実証実験を実施すると発表した。この実証実験は、万博会場である夢洲(ゆめしま)で、2026年から運行を開始する予定で、レベル4相当の自動運転技術を活用する。

実証実験の概要と目的

実証実験では、住友商事グループが提供する自動運転EVバスを使用し、会場内の特定ルートを巡回する。バスは最大で時速20キロメートルで走行し、乗客は最大で15人程度を想定。この取り組みは、万博期間中の来場者輸送の効率化と、自動運転技術の社会実装に向けたデータ収集を目的としている。

日本総合研究所は、実証実験の全体計画策定や効果検証を担当。先進モビリティは、自動運転システムの技術支援と運行管理を行う。住友商事は、プロジェクト全体の統括と、万博関連のインフラ整備との連携を図る。

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レベル4自動運転の意義

レベル4の自動運転は、特定条件下で完全に自動運転が可能な技術レベルで、ドライバーの介入が不要となる。今回の実証実験では、万博会場という閉鎖された環境で、安全かつ円滑な運行を実証し、将来的な一般道での実用化につなげる狙いがある。

住友商事の担当者は「万博は自動運転技術をアピールする絶好の機会。来場者に安全で便利な移動手段を提供するとともに、技術の信頼性向上に貢献したい」と述べている。

スケジュールと今後の展開

実証実験は2026年1月から準備を開始し、同年4月の万博開幕に合わせて運行を開始する予定。万博閉幕後も、2027年までの期間で追加の実証実験を継続し、データ分析やシステム改良を行う。3社は、この実証で得られた知見を基に、2028年以降の一般道での自動運転バスサービス展開を目指す。

なお、万博会場では他にも自動運転技術を活用した移動サービスが計画されており、今回の実証実験はその一環となる。大阪・関西万博は、2025年4月13日から10月13日まで開催される予定。

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