神戸製鋼所は、電気自動車(EV)向けアルミニウム部材の新工場を建設し、生産能力を2倍に拡大する方針を明らかにした。同社は、EV需要の高まりに対応するため、アルミ部材の供給体制を強化する。
新工場の概要
新工場は、神戸製鋼所の真岡製造所(栃木県真岡市)内に建設される。投資額は約300億円で、2025年の稼働を目指す。生産能力は現在の年産約4万トンから8万トンへ倍増する見込みだ。
EV向けアルミ部材の需要増加
EVは、航続距離を延ばすために軽量化が重要であり、アルミニウムは鋼材に比べて軽量で、車体の軽量化に貢献する。そのため、EV用アルミ部材の需要は世界的に高まっている。神戸製鋼は、この需要に対応するため、生産能力を拡大する。
神戸製鋼の戦略
神戸製鋼は、自動車向けアルミ部材の強化を成長戦略の柱に据えている。同社は、EV用アルミ部材の需要が今後も拡大すると見込み、積極的な投資を進めている。
競合との差別化
神戸製鋼は、高強度で成形性に優れたアルミ合金の開発に注力しており、他社との差別化を図っている。また、リサイクル技術にも力を入れ、環境負荷の低減にも貢献する。
神戸製鋼の新工場建設により、国内のEVサプライチェーンが強化され、自動車メーカーのEV生産拡大を支援することになる。



