グーグルは7月21日、ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」と生成AI「Gemini」のコラボレーションキャンペーンを開始した。このキャンペーンの一環として、新宿・原宿エリアを舞台にしたリアルRPGイベント「ジェミニクエスト」を7月30日から8月9日まで開催する。
渋谷109や原宿ハラカドにモンスター出現
渋谷109や原宿の複合施設「ハラカド」などの各会場に設置されたモンスターの立像に対して、Geminiを使って「じゅもん」を唱えることで、モンスターに立ち向かうことができる。参加者はスマートフォンでGeminiアプリを起動し、各スポットに表示されたQRコードを読み取ると、その場でじゅもんを考えてモンスターと対決する仕組みだ。
イベントの詳細な実施時間や参加方法については、ドラゴンクエスト公式SNSおよびGoogle Japan公式SNSで順次発信される。また、現地に来場できないユーザー向けに、Geminiのアプリ上でドラゴンクエストの世界を楽しめるオンラインイベントも合わせて実施予定となっている。
Geminiの対話能力を活用した新体験
今回のコラボでは、Geminiの自然言語処理能力を活用し、ユーザーが自由にじゅもんを入力すると、AIがその内容を解釈してモンスターへの効果を判定する。単なる決められた掛け声ではなく、創造性を試されるインタラクティブな体験が特徴だ。Google Japanの担当者は「Geminiの可能性を楽しみながら体感してもらいたい」とコメントしている。
このキャンペーンは、ドラゴンクエストシリーズの40周年を記念した取り組みの一環でもあり、過去の名作から最新作まで幅広いファン層をターゲットにしている。会場となる渋谷109やハラカドでは、モンスターの立像とともに記念撮影ができるフォトスポットも設置される。
オンライン参加も可能
遠方に住むユーザーやスケジュールが合わないユーザー向けに、Geminiアプリ内でドラゴンクエストの世界観を体験できるオンラインイベントも同時開催される。詳細は後日発表されるが、Geminiとの対話を通じてクエストを進める形式になる見込みだ。
グーグルは、生成AIをゲームと連携させる事例として今回のコラボを位置づけており、今後の同様の取り組みの可能性にも言及している。同社は「Geminiは創造性を刺激するツールとして、さまざまなエンターテインメントとの融合が可能」と説明している。



