【独占】ダイハツの新型EVが中国で逆転勝利の鍵に?
ダイハツ新型EVが中国で逆転勝利の鍵に?

ダイハツ、中国市場で新型EV投入へ

ダイハツ工業が中国市場向けの新型電気自動車(EV)を開発し、2025年にも投入する計画であることが、複数の関係者への取材で明らかになった。中国市場ではBYDやテスラなど国内外メーカーの競争が激化しており、小型車に強みを持つダイハツがどのように差別化を図るかが注目される。

小型EV戦略で巻き返し

ダイハツは軽自動車や小型車で培ったノウハウを生かし、航続距離300キロメートル級の小型EVを投入する予定。価格帯は200万円台前半を想定し、中国の若年層や都市部のセカンドカー需要を取り込む狙いだ。同社はすでに中国のパートナー企業と生産体制の調整を進めており、現地生産によるコスト競争力の向上も図る。

ダイハツの中国市場での販売は近年伸び悩んでいたが、今回の新型EV投入により、中国市場での存在感を再び高めたい考えだ。同社は2030年までにグローバルでEV販売比率を50%以上に引き上げる目標を掲げており、中国市場はその重要な柱となる。

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中国EV市場の現状と課題

中国の新車販売に占めるEVの割合は2023年に25%を超え、世界最大のEV市場に成長している。しかし、競争は非常に激しく、価格競争も激化している。特に小型EVセグメントでは、BYDの「海豚(ドルフィン)」や「海鷗(シーガル)」が低価格で人気を集めており、ダイハツがその牙城を崩すのは容易ではない。

また、中国政府はEV補助金を段階的に縮小しており、市場はより厳しい競争環境にさらされている。ダイハツは品質や燃費性能で差別化を図るとともに、販売後のサービス体制の強化も重要になる。

現地パートナーとの協業加速

ダイハツは中国の合弁パートナーである一汽グループや広州汽車グループとの協業をさらに強化する方針だ。特に、バッテリー調達では中国のCATL(寧徳時代新能源科技)との提携を検討しており、コスト削減と安定供給を両立させる。また、ソフトウェア面では中国のテクノロジー企業との連携も模索しており、コネクテッド機能の強化を図る。

ダイハツの新型EVが中国市場で成功するかどうかは、今後の自動車業界の勢力図を変える可能性もある。同社の逆転勝利なるか、引き続き注目が集まる。

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