中国の電気自動車(EV)大手BYDは、タイに建設中の工場で2024年から生産を開始する見通しだ。同社は東南アジア市場での存在感を高める狙いがある。
タイ工場の概要
BYDはタイ東部のラヨーン県に工場を建設中で、年間生産能力は約15万台を見込む。同工場ではEVの組み立てのほか、バッテリーパックの生産も行う計画だ。
タイ政府はEV産業の振興に力を入れており、BYDの投資を優遇税制などで支援している。BYDは2022年にタイでの販売を開始し、すでに市場で一定のシェアを獲得している。
東南アジア展開の加速
BYDはタイのほか、インドネシアやベトナムでも生産拠点の設立を検討している。東南アジアはEV需要の急成長が見込まれる地域であり、BYDは先行者利益を得ようとしている。
同社は2023年上半期の世界販売台数で125万台を超え、EV専業メーカーとして首位を維持している。タイ工場の稼働により、さらなる販売拡大を目指す。



