岐阜県美濃加茂市議選で、タブレット端末を使った電子投票が4日に投開票され、開票作業が67分で終了した。これは従来と比較して約半分の時間に短縮された。今回の電子投票は、東海3県で初めての実施となる。
電子投票の仕組みと投票の様子
市は50台のタブレット端末を準備した。タブレットの画面には一度に最大6人の候補者を表示できる。公平性を保つため、有権者は掲示された候補者一覧から希望の候補を選び、五十音の検索パネルをタッチペンで操作して投票した。1人の投票にかかる時間は約30秒だった。
投票を終えた77歳の女性は「手書きより簡単。押し間違いさえしなければ便利なシステム」と話した。
開票作業の効率化と過去の経緯
開票は、投票データが記録されたUSBメモリーを端末から取り外し、開票所に集めてパソコンで集計した。作業は従来の約3分の1にあたる13人で行われた。
電子投票をめぐっては、2003年の岐阜県可児市議選で投票トラブルが発生し、その後無効となった経緯があり、導入の動きが止まっていた。