読売テクノ・フォーラムの第13回セミナーが9月17日、読売新聞東京本社で開かれ、東京大の原田香奈子教授が「AIロボットがひらく科学」と題して講演した。急速に進展するAI(人工知能)と、それを頭脳に持つロボットが科学研究の姿を変えつつある現状について語った。
機械工学の専門家が語る研究自動化の最前線
機械工学が専門で手術ロボットの研究開発を進めてきた原田教授は近年、AIやロボットを使って科学研究を自動化する研究に取り組んでいる。AIやロボットを活用することで、実験を効率的に進められるという。
さらに、深海や宇宙など、人間では作業が困難な極限環境でも、AIロボットは作業できると指摘した。
人間を超える科学的探求の可能性
原田教授は「人間の代替だけでなく、人間では出来なかった検証方法を可能にし、科学的探求の範囲を広げることができる」とAIロボットの可能性を展望した。
約1時間の講演に続いて、質疑応答が行われた。司会は三井誠・読売新聞調査研究本部主任研究員が務めた。