PHPの重大な脆弱性、欧米政府サイトが停止 FBIも注意喚起
PHP脆弱性で欧米政府サイト停止、FBIも注意喚起

ウェブサイトを動かすプログラムを書くための言語「PHP」に二つの重大な脆弱性が見つかった問題で、欧米の各国政府も対応に追われた。PHPの運営団体は日本時間21日深夜に修正プログラムを配布したが、22日朝時点でも一部でサイト閉鎖などの措置が取られている。

世界中で広く使われるPHP、影響は多方面に

PHPは、一般の利用者には見えないウェブサイトの裏側で、検索やログインといった多様な機能を動かすために使われる。世界中で広く用いられており、脆弱性発見の影響は多方面に及んだ。

米国家安全保障局(NSA)は米東部時間21日、PHPを使用するすべての組織に対処するよう勧告。直ちに対処できない場合については、システムをオフラインにするよう促した。

FBIもXで注意喚起、報告を要請

米連邦捜査局(FBI)もX(旧ツイッター)で、悪意のあるサイバー攻撃によって機密データやネットワークが侵害される恐れがあると強調。異変を見つけた場合は直ちに報告するよう求めた。

欧州では政府機関のサイトが停止するなど、影響が広がっている。修正プログラムの配布後も、一部の組織ではサイト閉鎖などの予防措置が続いている。