世界で広く使われるプログラム言語「PHP」に重大な脆弱性が見つかり、東海地方の企業でもウェブサイトを停止するなど、緊急の対応に追われている。
地方銀行で相次ぐサービス停止
東海3県の地方銀行では、ウェブ上の一部サービス停止が相次いだ。名古屋銀行は21日夜以降、同行サイトから申し込む住宅ローンの事前審査、住所や電話番号の変更手続きなどを停止した。メンテナンスが終了し次第、段階的に再開させる。
十六フィナンシャルグループは、各種ローンなどのネット申し込みを停止した。大垣共立銀行は、ウェブ上での口座開設の申し込みなどの一部サービスを取りやめた。両行とも22日にサービスを再開した。百五銀行はネット上で来店予約や、子会社のカード会社などのサイトを停止した。
飲食・小売り・交通にも影響
「カレーハウスCoCo壱番屋」を運営する壱番屋は22日未明以降、スマートフォンで料理を注文するモバイルオーダーの利用を停止した。ジェイアール名古屋タカシマヤは21日午後10時以降、ウェブサイトと通販サイトを停止している。
JR東海は、東京駅などの構内にある個室ブースサービスの利用を停止。また、ホームページの一部でメンテナンスを行っており、表示できない状態となっている。
名古屋鉄道は、グループの共通ポイントサービスを扱うサイトを22日、停止した。予防的対策のための実施で、情報流出は発生していないとしている。