ニチレイは15日、グループ全体で発生しているシステム障害について「第2報」を公式サイトで公表し、調査で明らかになった事実と今後の対応方針を説明した。同社は13日に第1報を出しており、今回の発表はその続報となる。
サイバー攻撃を確認、詳細は非開示
同社は「調査の結果、当社のサーバがサイバー攻撃を受けたことを確認しました」と明言。ただし、「さらなる被害の拡大を防ぐため、サイバー攻撃の詳細は情報開示を差し控えさせていただきます」として、攻撃手法や侵入経路などの具体的な情報は明らかにしなかった。
個人情報漏洩の可能性、委員会に報告済み
さらに、被害を受けたサーバの一部に個人情報が保管されていたことが判明。これを受け、同社は個人情報保護委員会に対して、漏洩の可能性がある事案として第1報を提出済みであると説明した。「引き続き、調査を進め、漏洩が判明した場合には、関係各所に速やかにご報告いたします」としている。
業務への影響と復旧スケジュール
システムを遮断した影響で、「ニチレイロジグループ各社 冷蔵倉庫の入出庫業務」および「ニチレイフーズ 冷凍食品出荷業務」に支障が生じている。同社は「外部のセキュリティ専門会社と安全対策を講じたうえで、7月17日より順次、上記業務の開始を予定しております」とし、復旧の見通しを示した。
ケンタッキーなど外部企業にも波及
今回のシステム障害は、ニチレイグループ内にとどまらず、取引先であるケンタッキーフライドチキンなどにも影響を及ぼしている。サプライチェーン全体への波及が懸念される中、同社は早期の業務正常化を目指すとしている。



