GitHubは5月19日(現地時間)、自社の内部リポジトリへの不正アクセスについて調査中であると、公式Xアカウントで明らかにした。顧客情報への影響は現時点で確認していないという。
ハッカー集団「TeamPCP」が約4000件のリポジトリを盗取と主張
「TeamPCP」と名乗るハッカー集団が、GitHubの内部リポジトリ約4000件を盗取したとダークウェブ上で主張。これを受けた対応とみられる。
GitHubのXアカウントより「GitHubの内部リポジトリの外部に保存されている顧客データや顧客リポジトリなどに影響した証拠はない」と説明。インフラ全体を監視し、不審な活動を警戒しており、影響が判明した場合はインシデント対応チャンネルを通じて顧客に通知するとしている。
声明では、TeamPCPには言及していない。
TeamPCPとは
TeamPCPはサプライチェーン攻撃を繰り返しているハッカー集団。「盗取したデータを5万ドル以上で販売するとし、買い手が現れなければ全データを公開する」と宣言している。
GitHubを経路としたセキュリティインシデントが相次ぐ
ここ最近、GitHubを経路としたセキュリティインシデントが相次いでいる。日本では5月までに、マネーフォワードやCAMPFIREがGitHub経由の不正アクセスを公表した。
マネーフォワードの事例
マネーフォワードは5月1日に「GitHub」経路での不正アクセスを発表してから約1週間が経過した。同社は安全確認のため銀行連携機能を一時停止しているが、5月7日現在も多くの金融サービスで連携停止状態が続いている。同社は「現時点で銀行連携の再開は未定だが、安全性の確認が完了次第、連携を再開できるよう対応してまいります」と回答した。
CAMPFIREの事例
クラウドファンディング事業を手掛けるCAMPFIREは4月24日、3日に発表したGitHubアカウントへの不正アクセスを踏まえ、最大22万5846人分の情報が漏えいした可能性があると発表した。
GitHubに大量の悪質リポジトリ、その数「10万超」
GitHubでマルウェアを仕込んだリポジトリを本物に見せかけて拡散させる手口が横行し、10万を超す感染リポジトリが見つかっているとしてサイバーセキュリティ企業が注意を呼びかけている。



