沖縄県知事選は13日に投開票され、自民党などが推す前那覇市副市長で新人の古謝玄太氏(42)が、現職の玉城デニー氏(66)ら5人に大差をつけて初当選した。古謝氏は政府との連携を強化し、革新県政からの転換を図る方針だ。
候補者へのデマや誹謗中傷がSNSで飛び交う
今回の知事選では、候補者に関するデマや誹謗中傷がSNS上で飛び交い、各陣営が対応に追われた。生成AI(人工知能)を使用したとみられる虚偽の画像や動画が多数投稿され、ネット上で拡散。候補者の発言を切り取って事実とは異なる主張に結びつけるなどの内容も確認された。陣営は削除要請や反論を繰り返したが、拡散は止まらなかった。
玉城氏への批判的動画が拡散、県外発信が約9割
古謝、玉城の各陣営によると、玉城氏への批判的な内容が圧倒的に多く、中には玉城氏がロードローラーのようなものにひかれるAI作成とみられる動画も拡散した。読売新聞が選挙期間中に米メルトウォーター社の分析ツールを使って調べた沖縄県知事選を巡るX(旧ツイッター)の投稿は、所在地が分かるアカウントでは県外からの発信が約9割を占めた。
陣営幹部が「見えない敵との戦い」と振り返る
玉城氏の選対幹部は「ネット上で嵐のように吹き荒れた中傷という見えない敵との戦いに追われ、政策が十分に響かなかった」と振り返った。



