NTTデータビジネスブレインズ(東京都港区)が情報システム部門の担当者を対象に実施した調査で、業務部門が独自に導入したSaaSなど、いわゆる「シャドーIT」が全体の67.5%に上ることが分かった。離職者のアカウントが残ったままになっている企業も7割を超え、DX推進における課題が浮き彫りになった。
シャドーITの実態
調査によると、シャドーITについて「各部門に任せきりのため数多くあると思う」と回答した人は52.4%、「管理されていないため全容が不明」とした15.1%と合わせると、情報システム部門が十分に管理できていないシャドーITが存在すると回答したのは全体の67.5%に上った。
また、離職者のアカウントが退職後もシステム上に残存している(アクセス可能な状態になっている)ケースについて、「連絡漏れなどでたまに発生する」は60.9%、「退職などのたびによく発生する」は13.5%で、合わせて74.4%に達した。
調査の背景
業務効率化やDXの推進に向け、営業や人事などの各部门・部署がITツールを独自に導入するケースが増えている。一方で、部门ごとにシステムが増えることで、アカウント管理などを担う情報システム(情シス)担当者が対応しきれないという問題も生じている。NTTデータビジネスブレインズは「DX推進のリアルな障害」に関するアンケート調査を実施した。



