戦争の悲惨さや核兵器の恐ろしさを伝えるパネル展が盛岡市内の3会場で開催されている。いずれも入場無料で、16日まで。
盛岡市は1984年に「非核平和都市宣言」をし、平和の尊さを伝えようと、翌年からパネル展を開いている。
中央公民館では35点を展示
同市愛宕町の中央公民館では、原爆が投下された広島と長崎の当時の状況を写したパネルやポスター35点を展示。長崎で負傷した弟を背負って両親を捜す兄や、広島で家族を亡くした少年が靴を磨く様子などを収めた貴重な写真が並ぶ。
来場した盛岡市立下小路中1年の藤村昌輝君(13)は「今も昔も悲しい戦争が起きている。次の世代が知らなければならない」と語った。
他の会場や図書室でも関連展示
パネル展は同市永井の都南図書館や、同市渋民の渋民文化会館でも開催されている。
一方、中央公民館2階にある図書室の企画展示コーナーでは、絵本「かわいそうなぞう」や「せんそうがおわるまで、あと2分」といった戦争を題材にした国内外の計92冊を紹介。同館の菊池舞美さん(38)は「戦争体験者が減っている中、本を通して戦時下の暮らしを考えてもらえたら」と話した。23日まで。



