OPENREC(東京都渋谷区)は5月11日、ライブ配信プラットフォーム「OPENREC.tv」を7月1日にリニューアルし、無料配信を終了すると発表した。一般配信者はライブ配信ができなくなり、アーカイブも削除される。
新サービス「mellow-fan」へ移行
新サービスの名称は「mellow-fan」。配信者を限定した「ファンコミュニティ中心の設計」となる予定で、7月以降には順次イベントチケット販売機能や1on1ビデオ通話機能などを追加するとしている。
一般配信者の変更点
これに伴い、一般配信者による無料配信は終了。オフィシャル配信者のチャンネルサブスクはこれまで通りだが、そのアーカイブ動画もサブスクメンバー限定公開となる。一般配信者の中にもチャンネルサブスクを開設しているケースはあるが、6月1日以降に自動更新を停止し、7月1日に閉鎖する予定。アーカイブも一般配信者およびサブスク未開設のオフィシャル配信者のものは削除されるという。
苦渋の判断
OPENRECは今回のリニューアルについて「無料でオープンな配信環境は、視聴者の裾野を広げる一方で、心ない書き込みや無秩序な視聴者行動にクリエイターがさらされやすいという側面があった」と説明。「クリエイターが安心して表現できる場所を作るというサービスの方向性を実現するため、苦渋の判断として決定した」としている。なお、OPENRECの視聴アプリは7月1日に強制アップデートが行われる。
OPENREC.tvの歴史
OPENREC.tvは、2015年にサイバーエージェントグループのCyberZがスマホゲームのプレイ動画共有サービスとして開始。22年には会社分割で現在の運営会社であるOPENREC社を設立。23年にDONUTS(東京都渋谷区)が発行済み株式の大部分を取得し子会社化した。
関連情報
OPENRECは24億円調達、セガサミーHD出資のCVCなどから。また、ソニーグループは「AIによる成長」と「ただし書き」の内容を説明するなど、関連ニュースも話題となっている。



