MMDラボが運営するMMD研究所は7月17日、「2026年通信8サービスの認知・利用ファネル調査」の結果を発表した。予備調査では全国の18~69歳の男女3万4490人、本調査ではahamo、povo、LINEMO、mineo、IIJmio、イオンモバイル、日本通信SIM、J:COM MOBILEの利用者各200人、計1600人を対象とし、調査は7月1日~2日に実施された。
MVNOの認知度は63.9%、内容理解は36.6%
予備調査で「格安SIM(MVNO)」を知っているか聞いたところ、「知らない」が36.1%、「聞いたことはあるが、内容は理解していない」が27.3%、「知っていて内容は理解しているが、利用したことはない」が18.8%となった。これをファネル分析でみると「認知」は63.9%、「内容理解」は36.6%、「利用経験」は17.8%、「現在利用」は13.2%となる。
通信8サービス各ブランドの認知・利用状況
通信8サービス各ブランドについて認知と利用状況を聞き、ファネル分析でみると認知はahamoが79.7%、povoが73.0%、LINEMOが70.5%とMNOのオンライン専用ブランドの認知は全サービスで7割を超えた。現在利用していると回答したのはahamoが8.7%、povoが4.4%、IIJmioが2.6%となった。
MVNO利用のきっかけ、身近な紹介がトップ
MVNOの利用者に対し、現在利用している通信サービスを知った最初のきっかけを聞いたところ「家族や友人・知人からの紹介」が17.8%、「WebニュースサイトやWeb広告」が12.3%、「比較サイト・比較記事」が9.9%となった。現在利用している通信サービスの内容を理解するために調べたもの、見たものを複数回答で聞いたところ「公式サイトを見た」が45.5%、「比較サイトの情報を見た」が18.0%、「Webニュースサイト・記事を見た」が16.4%となる。
MVNO市場は成長継続、IIJが好調維持
関連記事として、MM総研が発表した「国内MVNO市場調査」(2026年3月末時点)の結果では、事業者シェア1位はインターネットイニシアティブ(IIJ)で、法人向けIoTが好調に推移したことが回線数の増加につながったという。また、MMD研究所の「2026年2月MVNOのシェア・満足度調査」では、メイン利用のサービス、メイン利用率の推移、年代別利用、契約チャネル、総合満足度、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)などを算出している。さらに、MM総研の「国内MVNO市場調査(2025年9月末時点)」では、事業者シェア1位は「IIJmio」などを提供するIIJで、法人向けIoTが好調で回線数を伸ばしている。2位はオプテージ、3位はNTTドコモとなった。オリコンの調査では、格安SIMでmineo、格安スマホでIIJmioが満足度1位を獲得。IIJが新設したプラン別「家族割プラン」部門で1位を獲得し、格安スマホでも2年連続3度目の総合1位となっている。



