バイエル薬品と第一三共ヘルスケアは、アレルギー性鼻炎治療薬「クラリチンEX」(第2類医薬品)に関するライセンス契約を締結したと発表した。この契約に基づき、2026年7月1日から販売提携が開始され、第一三共ヘルスケアが日本国内での販売を担うこととなる。
製品仕様や価格に変更なし
第一三共ヘルスケアが販売する「クラリチンEX」について、配合成分や効能・効果、用法・用量、メーカー希望小売価格は現行から変更されない。発売日や製品仕様などの詳細は、改めて案内される予定だ。
クラリチンEXの特徴
「クラリチンEX」は、有効成分ロラタジンを配合した第2世代抗ヒスタミン薬である。花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎によるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を緩和する。眠くなりにくい成分を採用しており、1日1回1錠の服用で効果が持続するのが特徴だ。
世界100カ国以上で使用されるブランド
同製品は、世界100カ国以上で使用されているアレルギー性鼻炎治療薬ブランドとして展開。日本でも長年にわたり販売されてきた実績を持つ。
提携の狙いと効果
今回の販売提携では、バイエル薬品が持つグローバルな知見と「クラリチンEX」のブランド価値向上に関する経験に加え、第一三共ヘルスケアのOTC医薬品市場での知見や全国の流通ネットワークを活用する。両社は「クラリチンEX」を必要とする人へより適切に提供することを目指すとしている。
第一三共ヘルスケアのアレルギー領域強化
第一三共ヘルスケアはこれまで、アレルギー専用点鼻薬や点眼薬を中心にアレルギー領域の製品を展開してきた。今回、内服薬である「クラリチンEX」をラインアップに加えることで、同領域のさらなる強化を図る考えだ。
セルフケアとセルフメディケーションの推進
両社は、花粉などによる鼻のアレルギー症状に悩む人に製品を届けるとともに、アレルギー領域におけるセルフケアおよびセルフメディケーションの推進にも取り組むとしている。



