AI研究者が警告する「人類滅亡」の道筋 予測超えた現実とは
AI研究者が警告する「人類滅亡」の道筋 予測超えた現実

AI(人工知能)が急激に賢さを増している。このままいくと、自ら進化を繰り返す「知能爆発」が起き、人類の制御を超えた「超知能」が誕生するとされる。待っているのはどんな未来か。それは今から数年の間に、人類が取る選択肢によって変わるかもしれない。

「AI 2040」が示す五つの道筋

米オープンAIの元研究者ダニエル・ココタイロ氏らが7月に公表したリポート「AI 2040」が注目されている。人類が進みうる五つの道筋が提示されている。

最良の「プランA」はこうだ。米国大統領が呼びかけて… 2029年、人類の制御が利かなくなる知能爆発を避けるため、米国の大統領が国際協調を呼びかける。開発競争を繰り広げる米中は交渉の末、開発スピードを緩めることで合意した。その結果、世界は透明性をもって開発されたAIを社会に広げ、その恩恵を得る。

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現状は「プランD」、人類絶滅の道筋

「しかし、プランAに至る確率は、現時点で10%程度だろう」そう話すのは、「2040」の筆頭著者として名を連ねるAI研究者のトーマス・ラーセン氏だ。「私たちが今いるのは、プランDだ」

「プランD」とは、米中の開発競争が続いてAIの性能向上が止まらなくなり、やがてAIが自らの生き残りを考えるなかで人類が邪魔になる。最後は生物兵器を用いられ、人類は絶滅に向かうという道筋だ。人間が意図しないサイバー攻撃 まるで空想科学小説(SF)。だが、笑い飛ばせる話だろうか。

予測を超える現実の動き

その「2040」でさえ予想しきれなかった動きが、現実では起きている。米オープンAIは7月、試作…

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