NTTドコモは、次世代通信規格「6G」において、従来とは逆の「つながらない」ことを前提とした通信技術の研究を進めている。これは、遅延や切断が発生してもシステム全体として機能を維持する「ゆるやかなネットワーク」の概念に基づく。
「つながらない」ことのメリット
通常、通信は常時接続が理想とされるが、6Gではあえて切断を許容することで、ロボット制御や遠隔医療など、遅延や途切れが致命的となる分野で新たな可能性が広がる。例えば、ロボットが一時的に通信不能になっても、自律的に動作を継続できる仕組みが求められる。
研究の背景と展望
NTTドコモは、6Gの標準化に向けて2030年ごろの実用化を目指しており、この「つながらない」技術は、同社の6Gビジョンの一環として位置づけられている。具体的な実装方法や応用範囲については、今後さらに研究が進められる見通しだ。



