NTTドコモが、楽天モバイルに対して自社が保有する周波数帯の一部を開放する方針を固めたことがわかった。政府が進める電波有効活用策の一環で、携帯電話市場の競争促進につながると期待される。
政府の要請を受けて
総務省はこれまで、携帯電話各社に周波数帯の開放を要請しており、ドコモがこれに応じる形となる。楽天モバイルは新規参入事業者として、周波数帯の確保が課題となっていた。
具体的な開放時期や対象となる周波数帯の詳細は今後調整される見通し。ドコモは楽天モバイルとの間で、設備の共用なども含めた協力を検討する。
市場への影響
楽天モバイルはこれまで、自社で整備した基地局に加え、KDDI(au)のローミングサービスを利用してサービスを提供してきた。ドコモからの周波数開放により、より広いエリアで自社サービスを提供できる可能性がある。
業界関係者は「楽天モバイルの競争力強化につながり、料金低下やサービス多様化が期待される」と指摘する。



