世界の5G基地局の設置数が急増している。特に韓国や米国が先行しており、日本は出遅れている状況だ。韓国は2021年末時点で約20万局の5G基地局を設置。米国も約10万局を超えている。一方、日本は約5万局にとどまっている。
日本の5G普及の課題
日本の出遅れの背景には、周波数割り当ての遅れや、通信事業者の投資判断の慎重さがある。総務省は2020年に5G用の周波数を割り当てたが、基地局の設置は計画通りに進んでいない。また、5Gの需要がまだ明確でないことも投資を鈍らせている。
世界の動き
韓国は2019年に世界で初めて5Gの商用サービスを開始し、政府主導で基地局の整備を進めてきた。米国も通信大手が積極的に投資しており、2021年には5Gのカバレッジが拡大した。中国も5G基地局の設置数で世界最多を誇り、2021年末時点で約140万局に達している。
日本政府は5Gの普及を促進するため、税制優遇や補助金などの支援策を打ち出しているが、効果は限定的だ。専門家は、日本が5Gで世界に遅れを取ると、将来の6Gや関連産業の競争力にも影響が出ると指摘している。



