夏の甲子園大会2回戦で、横浜の織田翔希投手が救援登板し、甲子園史上最速となる156キロを計測した。チームは10-1で日南学園に圧勝した。
六回のピンチで登板
1-1で迎えた六回無死二、三塁のピンチ。先発の小林鉄投手に代わって織田投手がマウンドへ向かうと、場内は一気に熱を帯びた。申告敬遠で満塁とし、4番・谷口選手の打席で3球目に156キロを計測。観客席から驚愕のどよめきが起こった。
全球直球で勝負
「一球で球場の雰囲気を変えようと思った」と振り返る。4球で見逃し三振に仕留め、次の打者は併殺打に打ち取った。この回は全球直球で勝負し、「雰囲気は変わった。いけると思った」と手応えを語った。
打線が応え圧勝
守備からのリズムを大切にするチームらしく、直後の七回に打線が応え、4長短打を集めて一挙4点を奪った。九回にも江坂選手の満塁弾を含む5得点を加え、終わってみれば圧勝だった。
チームは初戦の沖縄尚学戦後、疲労を考慮し、睡眠や体のケアを中心にコンディション調整に努めた。織田投手は「視野を広く持って投げられた」と冷静に戦況を見つめていた。156キロ計測には「素直に喜んでいいかな」と笑顔を見せながら、「チームを勝たせたい思いが一番」と語った。



