【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)=平沢祐】米大リーグは12日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第2戦が行われ、大谷、山本、佐々木が所属するドジャース(西地区1位)は4―7でブルワーズ(中1位)に敗れ、2連敗となった。先発の山本は三回途中3失点で勝敗はつかず、佐々木が3番手で1回を投げて無失点。4番指名打者(DH)で出た大谷は4打数無安打だった。
山本、三回途中で降板
11日の第1戦はドジャースが1―2で敗れ、大谷は4番DHで3打数1安打。まだ三回なのに、ドジャースのブルペンが慌ただしかった。エースの先発日としては珍しい光景だ。大事な試合を任された山本が、早々とマウンドを去った。
先制した直後の一回、2連打を浴びてすぐに追いつかれた。再びリードした三回は先頭に安打を許し、2四球も与えて満塁とされ、イエリチに高めのカーブを中前に運ばれて2失点。「スプリットがうまくいかず他の球種で抑えようとしたけど、最後のカーブは甘かった」。制球と球のキレは普段通りとは言えず、簡単に逆転される姿を見た首脳陣は交代に踏み切った。
首脳陣の信頼と今季の安定感
前日には、2季連続でサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)のスクバルを投入して黒星。2連敗となれば厳しい形勢となる状況で、ロバーツ監督は「我々には山本がいる」、フリーマンも「山本で巻き返す。かなり自信はあるよ」と信頼を口にしていた。今季の山本はクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以内)がメジャー1位タイの22試合。その安定感を発揮できず、今季最短降板という不本意な内容になった。
雪辱のマウンドへ
7回戦制の長丁場。「ホームに戻る。何とか追い付き、勝ち越せるように。しっかり準備したい」と山本。雪辱のマウンドに向け、決意を固めていた。(ミルウォーキー 森井智史)