ソフトバンク「新しい顔」躍動、開幕スタメン不在の2人がCSで逆転2ランなど活躍
ソフトバンク新戦力が躍動、開幕スタメン不在の2人がCSで活躍

ソフトバンクの「新しい顔」が、3年連続の日本シリーズ進出をたぐり寄せた。開幕スタメンに名前がなかった2人が、クライマックスシリーズ最終ステージで躍動した。

逆転2ランで試合をひっくり返す

日本ハムに1点をリードされた直後の五回。1死から9番庄子雄大が、追い込まれながら逆方向へ。左中間を破る二塁打となった。

そして、打席には1番正木智也。五回は自身の失策が失点につながり、「絶対にこの打席で取り返す、その気持ちだけだった」。フルカウントから直球をとらえた打球は左中間席に飛び込む逆転の2ラン。一振りで試合をひっくり返した。

今季を象徴する新戦力の台頭

2人は今季の開幕戦のスタメンには名前がなかった。2年目の庄子は守備力と俊足を生かして出番を増やし、前年の26試合を大幅に上回る108試合に出場。CSではMVPに選ばれた。

5年目の正木は5月から1番に定着し、球団の先頭打者本塁打記録を更新するなど28本のアーチを描いた。

常勝軍団の挑戦は続く

小久保裕紀監督は「強いチームとして続いていくためには、必ず新しい戦力の台頭が必要になる」と話していた。経験豊富な近藤健介や柳田悠岐、栗原陵矢らが勝敗の責任を背負ってくれている間に、次の世代の柱を育てる。レギュラーシーズンで築いてきた強みが、ここでも発揮された。

リーグ優勝時のセレモニーで小久保監督は「ファンのみなさんにも、ここでは満足してもらえない」と語った。あくまで最終目標は2年連続の日本一。常勝軍団の挑戦は続いていく。