ソフトバンク正木智也、打球速度アップで肉体改造…60年ぶり3連覇の原動力に
ソフトバンク正木智也、打球速度アップで肉体改造

ソフトバンクが1964~66年の南海時代以来、60年ぶりとなるリーグ3連覇を達成した。若手と主力が融合し、2位に大差をつけた戦いの勝因の一つに、正木智也の飛躍がある。

今季最速の打球速度188.5キロ

6月24日のオリックス戦で、正木は初回先頭打者本塁打を放った。ミサイルのような弾道で左翼ポール付近に飛び込んだこの一発について、栗原は「88も出てたぞ。やべえな」と驚きを見せた。

プロ野球公認アプリ「NPB+」によると、この本塁打の打球速度は時速188.5キロで今季最速。大谷(米ドジャース)ら日本人大リーガーにも劣らないスイングを持つ右打者が、12球団最多の647得点を誇る打線を先導した。

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球団のテクノロジー導入が意識改革を促す

正木は慶大時代に打球速度を計測していたが、「それよりも打ち方とか技術的なところに目を向けていた」。ただ、打球の速度や角度を計測できる「トラックマン」などの最新機器を積極的に導入する球団に入団し、意識が変わった。

小久保監督の就任が発表された2023年秋、キャンプで打球速度の計測が行われた。一覧表の横に掲示された紙には、「日本代表主砲クラス」「中長距離打者の目安」などタイプ別の目標数値が示され、「一軍の最低条件は…最大打球速度160キロ超!!!」との文言が添えられた。

リハビリ中の肉体改造が実を結ぶ

昨季途中に左肩を手術した正木は、約5か月に及んだリハビリ中に「打球速度アップ」を目標に据え、肉体改造に励んだ。「打球速度を上げれば、絶対に安打も本塁打も増える。だから普通に考えて」。球団が促す意識改革が浸透している証しだった。

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