楽天のドラフト2位新人、伊藤樹投手が25日、京セラドーム大阪で行われたオリックス戦にプロ初先発し、初勝利を挙げた。初回、先頭から2者連続で三塁打を許し、わずか5球で先制されたが、その後は粘りの投球で5回1失点にまとめた。
初回の失点も動じず5回1失点
伊藤は「初回はどうなるかと思ったけど(六回に逆転打の)宗山さんのおかげで何とか勝てました」と笑みを浮かべた。二回以降も苦しい投球が続いたが、決定打は許さなかった。五回にはクリーンアップと対峙し、「絶対集中しないといけない」と初めて三者凡退に仕留めると、六回に逆転して白星が転がり込んだ。
4安打4四球で危ないシーンも多かったが、「ゼロで抑えることが全て。良くも悪くも、これがスタイル」とうなずいた。
救援デビューの悔しさを経て初白星
伊藤は6月5日の阪神戦(甲子園)に救援で初登板したが、2回4失点とデビューはほろ苦いものだった。それでも「初先発は1度しかないので、そこで勝ちたいなとずっと思っていた」と秘めていた思いを明かし、「(アマ時代から)勝ち運があるタイプなので、今日も運がよかった」と笑った。
吉井監督は「2軍での印象よりも力強かったし、いい投手」と評価した。5位ロッテに9ゲーム差と苦しいシーズン終盤、明るい材料になりそうだ。



