元プロ野球選手の駒田徳広氏が、YouTubeチャンネル『ダグアウト!!!』で公開された動画に出演し、巨人時代に藤田元司監督から直接呼び出されたエピソードを明かした。
藤田監督の言葉に「これからちゃんとします」
駒田氏は、藤田監督について王貞治氏の監督時代と比べて「もうちょっと緩めてくれる」と回想。「『今、何時や?』って聞かれて、『3時10分です!』って。『お前、時計も読めるのか』っていうぐらいで褒めてもらいました」と、その人柄を振り返った。
一方で、デーブ大久保氏が「キレたらヤバいんすよね」「僕もキレられた。怒られた。ヤバかったですね」と話すと、駒田氏は「(怒られるようなことを)俺はやってないから」と断りつつ、ヤクルト戦での出来事を回想した。
「最初にちょっと気抜いたからあかんかった」
その試合で、駒田氏は会心の当たりを放ったものの、打球は二塁手の正面へ。「なんや、正面や」と思った瞬間に走るスピードを緩めてしまったという。しかし、二塁手が打球をはじき、慌てて走ったもののアウト。「最初にちょっと気抜いたからあかんかった」と振り返った。
こうしたプレーをすると、普段はヘッドコーチや打撃コーチ、守備コーチらが注意に来るといい、駒田氏も「誰が来んのかな?」と思っていたという。ところが、この日は藤田監督本人から「こっち来い」「お前、ここ来い」と呼び出された。
頭ごなしに叱らず「勝負これからだからな」
駒田氏は「うわ……」と思いながら藤田監督のもとへ向かったそうで、「背中に“しまった”って書いてある」と当時の自身を表現。すると藤田監督は試合を観ながら、「でもな、まだ試合4回だからな。勝負これからだからな」と声をかけたという。
頭ごなしに叱責するのではない藤田監督の言葉について、駒田氏は「これからちゃんとしますっていう気にさせられる」と説明。「頭ごなしに怒られてる時って、大体活躍してないんです、僕は」と自身の性格も交えながら振り返っていた。
『ダグアウト!!!』(BS10 毎週月曜21:00〜)は、プロ野球選手・OBたちが「ダグアウト」(試合中に監督や選手が待機するベンチ)で話すような球界のアレコレを語る野球トークバラエティ番組。自分が一緒にプレーしたい選手を選ぶ「俺のベスト9」、子どもたちからの野球に関するさまざまな質問にゲストが直球で答えていくコーナー「教えて! 野Q塾」などが企画されている。



