巨人が今季最多14得点で大勝、吉川尚輝が2番で存在感 首位争いを再び活性化
巨人が今季最多14得点で大勝、吉川尚輝が2番で存在感

巨人は19日、本拠地で中日に14-1で大勝し、今季最多となる14得点を挙げた。一回に大城の2点打で先制すると、四回にも吉川の2点打などで加点。先発の田中将大は4か月半ぶりの勝ち星を手にした。中日は6年連続で4位以下が確定した。

復帰即活躍、吉川が2番で火をつける

故障から前日に一軍復帰したばかりの吉川尚輝が、2番打者として存在感を示した。一回に内角球を左前に落とす復帰後初安打で出塁。泉口の二塁打で続き、二死二、三塁から大城の中前打で先制のホームを踏んだ。

1点リードの四回には、一死満塁の好機で打席へ。「気持ちでいった」と、代わった近藤のスライダーを鋭く打ち返すと、打球は投手の手に当たってコースが変わり、中堅へ抜ける2点打となった。勢いに乗った打線は、泉口、ダルベック、坂本の適時打など打者11人の猛攻で一挙6点を追加した。

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故障と復帰を繰り返すシーズン

昨年10月に両股関節を手術して迎えた今季は、患部の状態を考慮しながらの起用が続き、6月からファームで再調整に入った。一軍に再昇格した7月も、走塁中に左太もも裏の肉離れを起こし、1週間足らずで離脱を余儀なくされた。

岡本和真が米大リーグに移籍した今季、本来なら主力としてチームを先導する立場だ。しかし、阪神との激しい優勝争いが続く中、吉川は故障班での調整が続き、二塁では2年目の浦田が頭角を現していた。「浦ちゃんが頑張っている時に割り込んでやろうかな」と冗談めかして話す一方で、実力で二塁を取り返し、チームを支えていく執念を見せた。

守備でも好プレー、逆転優勝への思い

この日は守備でも、二塁ベース寄りへのゴロを逆シングルで捕球し、一塁へランニングスローする好プレーを披露。「1試合1試合、勝ちに向かってやっていきたい」と語った。好打と好守で2年前の逆転優勝に貢献した姿を、もう一度見せたいという。

巨人の橋上監督代行は「(田中将が)先発の役割をしっかり果たしてくれたのが一番の勝因。(2番に入れた吉川は)状態が良さそうだった。機動力も含め上位でやってくれると、打線の流れもいいと思うので、こういう打順にした」と振り返った。

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