巨人、石塚のサヨナラ犠飛で連敗脱出 戸郷が2か月ぶり復帰登板
巨人、石塚のサヨナラ犠飛で連敗脱出 戸郷が2か月ぶり復帰登板

巨人は9月1日、東京ドームでDeNAと対戦し、4-3で接戦を制した。同点の九回、石塚裕惺の決勝犠飛で今季4度目のサヨナラ勝ちを収め、連敗を3で止めた。DeNAは2度のリードを守れず、連勝が4で止まった。

戸郷、2か月弱ぶりに一軍復帰

故障から2か月弱で巨人の戸郷翔征が一軍の舞台に復帰した。気迫十分の投球を見せたエースのバトンを受け取った救援陣は相手につけいる隙を見せず、最後は攻撃陣が執念で好機を作り、石塚のサヨナラ犠飛が生まれた。

「やっぱり力が入った」と戸郷。球場表示で154キロに達した直球で終始打者を押し込んだ。五回は度会に変化球を右翼席に運ばれたものの、3番筒香は直球でファウルを打たせて追い込んだ後にフォークボールで、続くエンカーナシオンも153キロでいずれも見逃し三振。序盤に味方のミスも絡むなどして2失点した反省も口にしつつ、「無事に終われたのは安心材料」と振り返った。

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復帰への執念と仲間への影響

自身4連勝中だった7月7日の阪神戦で走塁中に左太もも裏肉離れを負った。野球人生で初の長期離脱を余儀なくされたが、「一週でも早く、一日でも早く戻る」と誓いを立てた。優勝争いをするチームも原動力となり、「すごく刺激になって余計にリハビリにも熱が入った」とも言う。

練習再開直後から、椅子に座ってのネットスローは200球に及んだ。ブルペン入りも2、3週前倒しし、ファームの調整登板はわずか1度。「(チームの)いいピースになりたい」と懸命に復帰へのステップを踏んできた。

石塚のサヨナラ犠飛と橋上監督代行の評価

その心意気は仲間にも伝わったようだ。橋上監督代行は、「あの姿を見てリリーフ陣にも(気迫が)乗り移ったんじゃないか」とたたえ、「次、また次とさらに良くなってくれる」と期待を口にした。優勝争いに踏みとどまれるかの佳境を迎える中、頼もしい存在が戦列に戻ってきた。

巨人の石塚が値千金の一打を放った。同点の九回、先頭の大城が内野安打で出塁。泉口の犠打、佐々木の安打などで広がった一死二、三塁の好機で、打席には石塚。2ボール1ストライクからルイーズの直球を右翼へ運び、決勝のサヨナラ犠飛とした。仲間たちから手荒い祝福を受けた20歳の右打者は「次はサヨナラヒット、ホームランで決められるような選手になりたい」と語った。

巨人・橋上監督代行は「(復帰登板の戸郷は)まだ万全ではないはずだけど、気迫を感じた。あれだけの投手が気持ちを前面に出して投げてくれること自体が、チームにとって非常に大きい。(九回は大城の)珍しい内野安打が起点となった。執念の内野安打でした」と振り返った。

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