巨人・大勢不在の緊急事態、船迫と中川の無失点リレーで1点差逃げ切り
巨人・大勢不在、船迫と中川の無失点リレーで逃げ切り

巨人は12日、東京ドームで行われたDeNA戦に4-3で勝利し、1点差の逃げ切りに成功した。試合前、守護神の大勢が右肘の張りで出場選手登録を抹消される緊急事態に見舞われたが、救援陣が無失点リレーで応えた。

初回の満塁弾で先制も、中盤に迫られる

巨人は初回、打者一巡の猛攻で満塁本塁打が飛び出すなど4点を先取。しかし先発投手が六回までに3点を失い、1点差に迫られる苦しい展開となった。勝ちパターンの一角を欠く中、橋上監督代行は「緊急事態」と表現する状況でブルペン陣に託した。

七回は中川が左打者を封じる

七回から3番手で登板した左腕の中川は、DeNAが投手の代打に送り出した右打ちの新人・宮下朝陽(東洋大)を二飛に打ち取った。続く左打者の勝又、三森に対しても二ゴロ、見逃し三振に抑え、3人で完璧に仕事を果たした。中川は「緊張はしたけど、3人で抑えられてよかった」と振り返った。

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八回は船迫が中軸を料理

八回は中軸を迎えるマウンドに船迫が上がった。度会を二ゴロ、牧を空振り三振、途中出場の梶原を遊ゴロに仕留めると、雄たけびを上げて拳を握りしめた。「大勢がいない中で、自分もこれぐらいできると見せてやろうと思っていた」と船迫は意気込みを語った。九回は抑えのマルティネスが3人で締めくくり、今季21度目の1点差勝利を飾った。

杉内コーチ、救援陣への信頼を強調

試合後、杉内投手チーフコーチは「中川も船迫も状態がいい。ここに高梨らもいる」と話し、大勢以外の救援投手への信頼を口にした。3連投を避けるため、この日はベンチ外だった田中瑛を含め、勝ち試合の終盤を総力戦で乗り切っていく考えを示した。

9連戦前に層の厚さを示す

14日から始まる9連戦を前に、巨人ブルペンは層の厚さを証明した。橋上監督代行は「いるメンバーで一番ベストな選択をしていく」と今後の起用方針を語った。中川も「みんなでカバーしながらやっていければ」と一丸となって前半戦最後の山場を乗り越える決意を述べた。

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