智弁和歌山、5年ぶり4強 打線爆発で仙台育英に11-3大勝
智弁和歌山、5年ぶり4強 打線爆発で仙台育英に11-3大勝

第108回全国高校野球選手権大会第13日の18日、智弁和歌山は準々決勝の第2試合で仙台育英(宮城)と対戦し、11-3で大勝した。優勝した令和3年以来となる5年ぶりの4強入りを決めた。

初回から打線が爆発

智弁和歌山は初回から打線が好調で波に乗った。先頭の長友が右翼フェンス直撃の三塁打で出塁し好機を作ると、相手のバッテリーミスで先制。その後も長短打で得点を重ね、2死満塁の場面では黒川が右翼前に2点適時打を放つなど、打線一巡の猛攻で一挙に5点を挙げた。

黒川の父の道春さん(53)は「初回の好機によく1本打ってくれた。これからも調子を上げていってほしい」と表情を緩めた。

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投手陣も粘り強く

攻撃の手を緩めない打線は、三回までに6点をリードし、五回には1死満塁の好機に指名打者・東村の犠飛で追加点を奪った。東村の父、晴樹さん(47)は「あの場面でしっかりと自分の役割を果たしてくれた」と喜んだ。打線は九回までに18安打を放つなど大量得点を挙げ、優位に試合を進めた。

投げては先発の和気が5回1失点とエースの役割を果たし、六回以降の残る4回は3人による継投で強豪・仙台育英の強力打線を2失点に抑え込んだ。和気は「初回に点を取ってくれたことが大きかった。優位なカウントを作りアウトを重ねていくことに集中できた。ありがたかった」と打線をたたえた。

次の1戦への意気込み

ベンチで見守った主将の松本は「点差がつく中でも気を緩めず、集中して自分たちの攻撃ができた。次の1戦も自分たちの野球で勝ちたい」と意気込んだ。中谷仁監督は「まさかの展開だった。先頭の長友の三塁打が『いける』とチームに勢いを与えてくれた」と振り返った。

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