青森国スポ・障スポ:バレー成年女子、大野果歩さん「まず1勝を」
青森国スポ・障スポ:バレー成年女子、大野果歩さん「まず1勝を」

青の煌めきあおもり国スポ・障スポの総合開会式まで約50日。成年女子バレーボールの県代表として、三沢市出身の大野果歩さん(34)が競技に復帰した。大野さんは県代表の最年長で、攻守の要となるミドルブロッカーを務める。

6度の手術を乗り越え、競技人生

大野さんは同市立第二中から宮城県の古川学園高に進み、全国高校総体などで優勝。卒業後は実業団の名門「東レアローズ」に入団し、双子の妹・果奈さんとともに、当時国内最高峰だった女子Vプレミアリーグの選手になった。

しかし、入団直後に左腕に激痛が走り、肘の神経が圧迫される「肘部管症候群」と診断された。痛みで肘の曲げ伸ばしができず、小指や薬指のしびれで手のひらの感覚を失った。症状は右腕にも及び、左右3度ずつ計6度の手術を経て、23歳で本格復帰。「存在感でもプレーでも、相手が脅威に感じる選手になろう」と誓い、28歳で現役を引退した。

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復帰への決意、まず1勝へ

昨年の春前、東レ時代の後輩でつがる市出身の野呂加南子さん(26)に「国スポに向けて一緒にやりませんか?」と誘われた。野呂さんは県代表チームのメンバー集めを進めていた。大野さんは「出場するだけ、楽しくプレーするだけ、というのは性に合わない」とすぐには快諾できなかったが、練習を重ね、夏になって「これでやれる」と思えた。トレーニングで肘を強化し、7キロ減量して動ける体をつくった。

県代表、半世紀ぶりの本大会出場

県スポーツ協会によると、成年女子バレーボールでの県代表の本大会出場は、1977年のあすなろ国体以来。今回のメンバーには大野さん、野呂さんのほか、県出身の元Vリーガーが3人、現役選手が1人いる。大野さんは「みんなの勝ちたいという気持ちはどんどん強くなっている。コンビネーションやブロックの精度を上げて、まず1勝をつかみ取りたい」と意気込む。

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