全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は7日、新たに空手が始まり、計8競技が5府県で行われた。テニス男子では、シングルスで四日市工の小野倫太郎選手が決勝進出を決めた。ソフトテニス男子団体では、三重が準々決勝で敗退し、ベスト4入りを逃した。
義基耀、連覇ならずも納得の表情
男子シングルス準々決勝で敗れた四日市工の義基選手(奈良県明日香村で)連覇果たせず…テニス男子シングルス・義基耀選手(四日市工3年)
四日市市出身で、中学時代から地元の伝統校・四日市工の練習に交じって技量を磨いてきた。指導者にも恵まれ、昨年の総体は男子シングルスで2年生ながら優勝。王者として迎えた今大会は準々決勝で敗れた。
プレッシャーとの戦い
2連覇を求める周囲の期待に緊張していた。だからこそ「チャレンジャーの気持ちで一つでも多く勝つ」と自らを奮い立たせた。5日の4回戦では、序盤から接戦となったタフな試合を勝ちきり、底力を見せた。
7日の準々決勝の相手は関西(岡山)の稗田光選手。「サーブがよくて甘く返すと得点される」強敵で、序盤から打ち込まれた。「守っているだけではだめ。ミスが増えても攻めの姿勢を」と中盤は持ち前の粘り強いストロークで押し返すが、力が及ばなかった。
すっきりとした表情で
試合後「相手のナイスプレーが多かった」と話す表情はどこかすっきりとしていた。「一つでも多くラリーを返す」という自身の強みを示すことができたからだ。それが見守ってくれた周囲への恩返しになると信じている。(清水翔)



