大相撲名古屋場所(愛知・IGアリーナ)千秋楽の26日、関脇安青錦(22=本名ヤブグシシン・ダニーロ、ウクライナ出身、安治川部屋)が13勝目(2敗)を挙げ、3場所ぶり自身3度目の優勝を果たした。11日目に10勝目をあげ、特例での大関復帰も決定しており、優勝を合わせた達成は過去に例がない。
最速の大関昇進と挫折
安青錦は2023年秋場所で初土俵を踏み、年6場所制が定着した1958年以降(付け出しを除く)では最速となる所要14場所での大関昇進を果たした。新大関場所の今年1月初場所で2度目の優勝を飾ったが、綱とりを目指した春場所中に左足小指を骨折して初の負け越しを経験。続く夏場所を全休し、大関から関脇に転落した。
特例復帰の歴史的瞬間
1969年名古屋場所以降、大関は2場所連続負け越しで関脇に転落し、その場所で10勝すれば復帰できる特例が設けられている。この特例で復帰し、さらに優勝した力士は過去にいなかった。安青錦はその歴史を塗り替えた。



