REVISIOが発表したテレビ画面注視データ「注目度」の週間番組ランキング(6月15日~21日)で、北中米ワールドカップ関連番組が上位を占めた。NHKの大会ハイライトや1次リーグ中継が高い注目度を集める中、日本代表戦では日曜昼のチュニジア戦より、平日早朝の試合が個人全体で上位に入る結果となった。
W杯関連番組が軒並み上位に
この週は北中米ワールドカップ関連の放送が上位を占めた。NHKの大会ハイライトや1次リーグ中継がコア視聴層、個人全体ともに上位に並び、日本代表戦への関心の高まりがうかがえる。
興味深いのが、同じ代表戦でも放送時間帯によって注目度に差が出た点だ。6月15日早朝のF組は個人全体2位に入った一方、6月21日昼のチュニジア戦は個人全体でトップ10には届かなかった。前者は月曜の朝4時という時間帯。出勤前にあえて起きて見た人が、画面に食い入っていたとも考えられる。後者は日曜の昼で見やすい環境だったぶん、家事などをしながらの”ながら見”も多かったのかもしれない。試合が4-0と早い時間に点差がつき、安心して見られた展開も、くぎづけ度がやや下がった一因と言えそうだ。
バラエティ勢も堅調、TBSのトーク番組が複数ランクイン
バラエティ勢も堅調。春クールのドラマが相次いで最終回を終えた直後の週にあたり、レギュラー番組が相対的に目立ちやすかった面もありそうだ。TBSは『日曜日の初耳学』『人生最高レストラン』『週刊さんまとマツコ特大号』が複数ランクイン。トークバラエティの層の厚さがうかがえる週となった。
『初耳学』舘ひろしの歩みを代表作と人間関係からたどる
コア視聴層の注目度56.6%(10位)、個人全体で64.6%(5位)となった、21日放送のTBS『日曜日の初耳学』(MBS制作)は、「インタビュアー林修」に舘ひろしが登場。芸能生活51年を迎えた舘の歩みを、代表作と人間関係の両面からたどる構成だった。
中心となったのは、『あぶない刑事』シリーズの舞台裏。柴田恭兵との掛け合いから生まれた名ゼリフや、サングラス姿にまつわる撮影時のエピソードなど、長く愛されてきた作品の意外な裏側が語られた。ダンディーなイメージを保ちながら、本人の口から少し肩の力が抜けた話が出てくるところに、インタビュー番組ならではの面白さがある。
石原プロ時代の話では、石原良純がVTRで出演。渡哲也さんから託された言葉をきっかけに、舘が良純を厳しくも温かく導いたという関係が紹介された。硬派な現場の空気と、先輩後輩の愛情が同時に伝わる場面だ。
さらに『パパとムスメの7日間』では、舘が女子高生のしぐさを研究した撮影秘話にも触れられた。黒川想矢の出演もあり、世代を超えて受け継がれる俳優像に話が広がった。
主演映画『免許返納!?』の公開時期とも重なり、舘の現在地を知りたい視聴者の関心を引き寄せたのではないだろうか。



