W杯韓国、メディア対立やドローン騒動で不協和音 決勝T進出は瀬戸際
W杯韓国、不協和音で決勝T進出瀬戸際

2026年6月24日、サッカーW杯北中米大会グループA最終戦で韓国代表が南アフリカに0-1で敗北し、決勝トーナメント進出が極めて厳しい状況に追い込まれた。この試合では、メディアとの衝突や練習中のドローン騒動、主将孫興民の先発落ちなど、チーム内外で不協和音が響いている。

南アフリカ戦での衝撃的敗北

韓国は初戦でチェコに2-1で逆転勝利したものの、共催国のメキシコに0-1で敗れ、最終戦でFIFAランキング35位下の南アフリカと対戦。引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる状況だったが、前半は決定力を欠き、後半60分過ぎにタペロ・マセコにゴールを許した。この1点により、南アフリカが史上初のW杯決勝トーナメント進出を果たした。

孫興民の先発落ちと洪監督の誤算

洪明甫監督は、アジア最高の選手と称される孫興民をまさかのベンチスタートに。ハーフタイムに投入したが、流れを変えられなかった。試合後、洪監督は「私は誤った決断を下した。それがこの結果を招いた」と認めた。孫は「大局的に考えて、どこで間違えたのかを解明する必要がある」と語り、聯合ニュースに対し「選手自身が誰よりも悔しがっている。チームの雰囲気には問題がなかった」と述べた。

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メディアとの衝突とドローン騒動

韓国代表には大会前から不協和音が漂っていた。一部の韓国取材陣が孫の兵役実績を嘲笑する発言をしたとされ、選手とメディアの間で激しい対立が生じた。孫は2018年アジア競技大会で金メダルを獲得し兵役免除となり、3週間の基礎訓練と約500時間の社会奉仕で義務を果たした。報道を受けて、韓国代表は国内メディアへのインタビューをボイコットしたと報じられている。

さらに、メキシコ戦前の練習中、韓国代表の練習場上空をドローンが飛行し、スパイ疑惑が浮上。メキシコ軍が電波妨害で撃墜したとされる。洪監督は「幸い戦術練習の直前だったため影響は少なかったが、最も重要なタイミングでの出来事だった」と不快感を示した。

戦術混乱と選手起用への批判

洪監督は2014年ブラジル大会でもグループステージ敗退しており、今回も李康仁(PSG)、金ミン哉(バイエルン・ミュンヘン)、黄仁範(フェイエノールト)ら実力派から力を引き出せず、戦術が混乱していると批判されている。韓国は各グループ3位の上位チームとしてベスト32入りを待つ身だが、その可能性は低いと見られている。

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