28歳のプロボクサー、会社員との両立に悩む
元K-1王者でタレントの魔裟斗が、13日に更新した自身のYouTubeチャンネル『魔裟斗チャンネル』で、将来に悩む28歳の男性会社員兼プロボクサーの相談に真摯に向き合った。相談者は20歳でボクシングを始め、半年でプロテストに合格。その後、東日本新人王を獲得し、日本ランキング10位、アジアランキング7位にまで上り詰めた。しかし、キャリア初の2連敗でランキングを失ったと明かし、「30歳までボクシングに打ち込んだ場合のキャリアや収入面の不安がある」「会社員と両立しながらトップを目指すことに限界を感じている」と打ち明けた。交際相手からは「生活は支えるから、ボクシングを続けてほしい」と言われているという。
魔裟斗「天才がめちゃくちゃ努力した結果、世界チャンピオンになる」
魔裟斗は相談者の経歴を聞き、「才能はあるんだろうね」と感嘆。その上で、井上尚弥選手を例に挙げ、「才能がある選手が、世界で一番誰よりも練習したら、ああなるわけ。天才がめちゃくちゃ努力した結果、世界チャンピオンになるわけ」とキッパリ述べた。自身の経験を振り返り、キックボクシングでデビューした18歳の時、19歳で本気でやろうと決意して仕事を辞めたと告白。「プロでやるんだったら、仕事しながらは無理だと思ったから。プロ1本で勝負して。20歳でチャンピオンになって、そこから一切、親の援助は受けずにずっとやってきた」と語った。
「仕事を捨てるか、ボクシングを捨てるか」の2択に厳しい助言
相談者が「仕事を捨てるか、ボクシングを捨てるかの2択で悩んでいる」と打ち明けると、魔裟斗は「一番つらい道を進むっていうのは、引退すること」と伝えた。スタッフが「働きながらいい線行ったってことは、辞めたらもっと行けるのでは?」と期待を寄せたが、魔裟斗は「それなら、もっと早くもっと前に辞めてるでしょ(笑)。28歳じゃなくて」とバッサリ。元プロキックボクサーで現在は実業家の小次郎(宮園泰人氏)を例に挙げ、「早い段階で見切りをつけて辞めたわけ。今は、40~50億稼ぐ大社長だからね」と説明。そして、「将来どういう風になりたいかっていうプランが、まずあるのか」と真剣に問いかけた。
自身のセカンドキャリア準備と挫折
魔裟斗は自身について、引退後はテレビの仕事をしたいと考えており、その準備を現役時代からしていたと回想。「ジムをやろうというプランは一切なかった」という。しかし、芸能活動を始めたものの、「やっぱり挫折が来るわけ」「しゃべれなくて……」と苦労を明かした。その上で、「辞めたあとのプランは何ですか? ノープランで行くのは、ちょっと厳しいよ」と改めて助言。「最終的に、自分がどうなりたいか」「プランがあれば、その方向に向かっていくから」と語り掛け、最後に「仕事を辞めて打ち込んだところで、チャンピオンになれないなと思うんだったら、辞めたほうがいいかもしれないね」と結んだ。
『魔裟斗チャンネル』の概要
魔裟斗は2021年3月に公式YouTubeチャンネル『魔裟斗チャンネル』を開設。これまでに400本以上の動画を公開し、チャンネル登録者数は60万人を突破している。格闘技の解説をはじめ、ゲストを招いてのトーク企画や視聴者の人生相談など、多岐にわたる内容で人気を集めている。



