第39期竜王戦1組決勝で、永瀬拓矢九段が伊藤匠二冠に勝利し、3度目の1組優勝を果たした。伊藤二冠は大長考の末に敗れ、タフさで永瀬九段に軍配が上がった。
大長考の末に敗れた伊藤二冠
伊藤二冠は3時間12分の大長考で△7七香と指したが、「迷宮に入っていた」と吐露した。この一手が敗着となり、永瀬九段が勝利を収めた。
永瀬九段のタフさが光る
永瀬九段は直近10局で2勝8敗と不振だったが、この一番では持ち前のタフさを発揮し、3度目の1組優勝を果たした。
伊藤二冠の実績と今後の展望
伊藤二冠は5月に叡王のタイトルを防衛し、王位戦でも挑戦者となった。23歳にしてタイトルを4期獲得した実績は、これまでの第一人者たちに劣らない。永瀬九段はタイトル初挑戦が23歳、獲得は26歳で、33歳までに5期のタイトルを積み上げてきた。
タイトル八冠を全制覇した藤井聡太竜王がいる時代に、彼らがどういった爪痕を残していくのか、注目が集まる。



