全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は20日、飛び込みの男子高飛び込みで、横浜隼人(神奈川)の猿田煌大(3年)が初優勝を果たした。
最後の演技を鮮やかに決めて水面から顔をのぞかせた猿田は、笑みを抑えられなかった。大きな「壁」を乗り越えた男子高飛び込み初優勝に、「めっちゃうれしいです」と声も弾んだ。
決勝の展開と精度の戦い
決勝で前半をリードしたのは帝京長岡(新潟)の石沢遥斗(3年)だった。国際大会でも結果を残す石沢には、「全部、負けてきた」という。しかし、この日の後半はひと味違った。
高難度の技に挑むライバルに精度で対抗した。予選を首位通過しながら決勝でミスを連発して4位に終わった前回大会の反省から、この1年は陸上での反復練習を徹底し、ジャンプの姿勢や高さを改善。相手が大小の減点を重ねる間、自身は安定して高得点を刻んで終盤にトップに躍り出た。
鍛錬の原動力と今後の抱負
鍛錬の原動力になった石沢の存在に「マジで感謝してます」と思いを語った猿田は「大学でも、またいい成績を残せるよう頑張る」と力を込めた。大舞台で手にした自信が、成長の肥やしになる。(細田一歩)



