阪神が19日のヤクルト戦(甲子園)で2-1のサヨナラ勝ちを収め、2夜連続のサヨナラ勝利で3連勝を飾った。九回に佐藤輝明選手の適時打で同点に追いつき、延長十回に大山悠輔選手が犠飛を放って勝ち越した。ヤクルトは打線が押し出し四球による1点のみに抑えられた。
植田海の好走塁が同点劇を演出
1点を追う九回、阪神は森下翔太選手の中前打で出塁し、代走に植田海選手を起用。植田選手はヤクルトの投手・広沢のクイックの動きを観察し、佐藤選手への3球目にスタートを切った。捕手の送球がワンバウンドして中堅へ抜けると、「いけるわ」と判断し一気に三塁へ進んだ。佐藤選手の適時打で同点のホームを踏み、「いいスタートができた」と照れくさそうに自分を褒めた。
延長に入った十回には打席が回り、今季初安打となる中前打を放ってサヨナラ劇を演出。今季できた個人の応援歌を聞くのは5度目で、「もうちょっと(聞けるように)頑張ります」と語った。シーズン終盤の勝負所で、伏兵の渋い働きが大きな3連勝をもたらした。
大山が2夜連続のサヨナラ勝ちの立役者に
同点の延長十回一死満塁、大山選手は「僕で勝負になると準備はできていた。決めるつもりで」と打席に入り、左翼へ高々と犠飛を打ち上げて勝利を呼び込んだ。接戦をものにし、「しんどいゲームが続きますけど、チーム全員で勝ちを取れているので、いい試合だった」と満足そうに振り返った。



