藤井聡太名人が叡王戦第1局で勝利、永瀬拓矢王座に先勝
藤井聡太名人が叡王戦第1局で勝利、永瀬拓矢王座に先勝

将棋の第9期叡王戦五番勝負第1局が17日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、先手の藤井聡太名人(23)が永瀬拓矢王座(32)に117手で勝利した。藤井名人が先手番で勝利し、シリーズの行方を大きく有利に進めた。

激戦の末、藤井名人が勝利を掴む

本局は、序盤から両者の研究がぶつかり合う難しい展開となった。藤井名人が得意とする角換わり腰掛け銀の戦型に進み、永瀬王座も丁寧に応じる。中盤、永瀬王座が仕掛けた攻めを藤井名人が巧みにかわし、じわじわとリードを広げた。終盤は永瀬王座も粘りを見せたが、藤井名人が正確な寄せを見せて勝利した。

藤井名人は「序盤から難しい将棋でしたが、中盤でうまく指せたと思います。永瀬王座の強さを感じる一局でした」と振り返った。一方、永瀬王座は「少し無理をした手があったかもしれません。まだシリーズは続くので、切り替えて頑張ります」と語った。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

叡王戦の歴史と今回の見どころ

叡王戦は、将棋界で最も新しいタイトル戦の一つで、第1期(2015年)から開催されている。五番勝負で行われ、先に3勝した方が叡王の称号を獲得する。藤井名人はこれまでに叡王を2期獲得しており、今回が3度目の挑戦となる。永瀬王座は初の叡王戦出場で、両者の実力が拮抗する注目のシリーズとなっている。

第2局は7月29日に神奈川県藤沢市で行われる予定だ。藤井名人が連勝すれば一気にタイトルに近づくが、永瀬王座も得意の振り飛車で巻き返しを図る。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ