全国高校総合体育大会(インターハイ)のフェンシング男子フルーレ決勝が行われ、法政二(神奈川)の幸田朋優(2年)が初優勝を果たした。女子は乙訓(京都)の熊本詩乃(2年)が初優勝。ホッケー男子は横田(島根)が3連覇、女子は岐阜各務野(岐阜)が5年ぶり26度目の優勝。なぎなた個人は佐賀東(佐賀)の坂田はなみ(3年)、団体は津幡(石川)が18年ぶり2度目の栄冠に輝いた。台風の影響でローイング(ボート)の日程が一部変更された。
初出場で初優勝、マスクを放って喜びを表現
決勝で勝利を決めた幸田は、マスクを放ってほえた。「初出場で初優勝できてうれしい」。シーソーゲームを耐え抜いただけに、喜びは倍増した。
序盤リードしながら、疲れが出る中盤に追いつかれるのが最近の負けパターンという。この試合も相手の素早いアタックを受け、苦し紛れに繰り出したカウンターの隙を突かれるなどして8―8で並ばれた。「これはよくないパターンだ」と振り返る。
フットワークで競り勝つ、世界選手権で得た意識
しかし、この日は違った。ギアを入れ直し、脚を動かした。豊富なフットワークで守りからの攻めを徹底して競り勝った。
今年、世代別の世界選手権を経験し、自身の武器を見つめ直した。「フットワークで楽をしない、絶対に動き続けるという意識ができた」。尊敬する選手はパリ五輪団体金メダリストの飯村一輝(NTT)という。スピードとフットワークを生かして世界で活躍する姿に、自分を重ねる。
団体戦へ向けて、脚を止めない
「次は団体。今年こそは優勝したい」。13日の団体戦でチームを頂点に導くため、その脚は止めない。



