アジア大会聖火リレー始まる 愛知県内で約1000人走者
アジア大会聖火リレー始まる 愛知県内で約1000人走者

アジア競技大会(読売新聞社協賛)の聖火リレーが22日、愛知県内で始まり、多くのランナーが街を駆け抜けた。開幕前日の9月18日までに県内40自治体で約1000人のランナーが登場する。東京、広島という国内の大会開催地で採られた火と、愛知・名古屋の火でこの日生まれた聖火をつなぎ、アジア最大のスポーツと平和の祭典を盛り上げる。

名古屋城で式典、聖火が誕生

名古屋城内でリレーに先立ち開かれた式典で、大会組織委員会会長の大村秀章県知事は「大会をしっかり盛り上げて、歴史に残る、そして記憶に残る素晴らしい大会にしていきたい」と力を込めた。

東京と広島で採られたそれぞれの火と、城内で採られた火が合わされ、今大会の聖火が誕生。元レスリング女子で、津市出身の吉田沙保里さん(43)が聖火皿からトーチで火を採り、リレーに出発した。

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吉田さんは「県内の大学にいたので、(愛知での)開催がすごくうれしい。選手の皆さんが活躍してくれることを願っています」とエールを送った。

双子夫婦や金メダリストが登場

この日は名古屋市北区、中区、東区、中川区でリレーが行われた。北区では、深見忠義さん(83)、美智子さん(78)と、深見孝晴さん(83)、喜久子さん(78)の双子同士の夫婦が登場。4人並んで兄弟がトーチを持ち、姉妹が兄弟と腕を組んで走った。沿道には両夫婦の子どもや孫らが応援に駆けつけ、「頑張って」などと声援を送った。両脇の姉妹は手を振るなどして応えていた。

4人は「無事に走れて良かった。結婚(した)記念日くらいの大イベントか、それ以上かも。一生の思い出になった」などと笑顔で話していた。

アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさん(48)は中区で最終走者を務めた。「アンカーとしてみんなの思いをつないで走ることができた。大会に出場する選手たちには思いっきり挑戦して頑張ってほしい」と語った。

今後のリレー予定

中川区では中川運河でリレーがあり、バドミントン男子の桃田賢斗選手(31)らが登場した。ゴール後、聖火は二つに分けられ、29日以降は当面、週末を中心に県内2ルートでリレーされる。

このほか、県内の中学高校などでの学校リレーや、県内ショッピングモールでの聖火の展示、岐阜、三重県庁などにアスリートが聖火を持参する表敬訪問も行われる予定だ。

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