サッカーW杯(ワールドカップ)北中米大会は11日、米ミズーリ州カンザスシティで準々決勝が行われ、前回王者のアルゼンチンが延長戦の末にスイスを3-1で下し、注目のイングランドとの準決勝進出を決めた。
メッシのCKから先制も、スイスが粘りを見せる
試合は開始早々、アルゼンチンが先手を取る。10分、リオネル・メッシのコーナーキックからアレクシス・マック・アリスターがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。アルゼンチンが序盤からリードを奪う展開となった。
しかしスイスも黙ってはいなかった。67分、ダン・エンドイェがゴールを決め、試合を振り出しに戻す。スイスは粘り強い守備とカウンターでアルゼンチンを苦しめた。
スイスに悲劇、エンボロが退場
同点直後、スイスにアクシデントが発生。ブリール・エンボロがシミュレーションで2枚目のイエローカードを受け、退場処分となった。スイスは10人での戦いを余儀なくされ、試合の流れが大きく変わった。
アルゼンチンは数的優位を活かして攻め立てるが、スイスは必死の守備でゴールを許さず、試合は延長戦に突入した。
延長戦でアルゼンチンが勝ち越し、マルティネスがとどめ
延長戦に入ってもアルゼンチンの攻撃は続くが、スイスは何度もピンチをしのぐ。しかし112分、フリアン・アルバレスが右足でカーブをかけたシュートをゴール右隅に突き刺し、アルゼンチンが勝ち越しに成功。スタジアムは歓声に包まれた。
さらに試合終了間際にはラウタロ・マルティネスが3点目を奪い、試合を決定づけた。アルゼンチンは苦戦しながらも、王者の意地を見せて準決勝進出を決めた。
準決勝はイングランドと対戦、世界ランク上位4チームが揃う
今大会の準決勝に進出したのは、国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキング上位4チームとなった。アルゼンチンは15日、米ジョージア州アトランタでイングランドと対戦する。両チームの実力が拮抗する注目の一戦となる。
アルゼンチンは前回王者としての貫禄を示しつつも、スイスの粘り強い守備に苦しめられた。準決勝ではイングランドの強力な攻撃陣をどう封じるかが鍵となる。



