ラグビー女子7人制、ながとが年間総合優勝4連覇へ
ラグビー女子7人制、ながとが年間総合優勝4連覇へ

ラグビー女子7人制の国内最高峰大会「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2026」は、9日のグランドファイナル札幌大会で年間総合優勝が決まる。九州・山口勢では、4連覇がかかるながとブルーエンジェルス(山口県長門市)がここまで盤石な戦いぶりをみせており、頂点を狙う。

北九州大会で圧勝

7月25、26日に北九州市小倉北区のミクニワールドスタジアム北九州であった第3戦北九州大会。ながとは、12チームが3チームずつ4グループで総当たりするプール戦を連勝して1~4位決定トーナメントに進むと、翌日の準決勝、決勝も勝利して第1戦熊谷大会に続く優勝を果たした。

PEARLS(パールズ)(三重県)との決勝は圧巻だった。試合開始直後、パリ五輪日本代表の平野優芽主将(26)が相手防御の隙を突き、ハーフウェーライン付近から約50メートルを独走して先制トライを決めた。

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主導権を握ったながとは、新加入のマッケンジー・デイビス選手(21)(豪州)やカーリー・ヘンウッド選手(26)(同)ら外国人選手の活躍もあり、前後半計7トライ、6ゴールキックを決めて47―0で完勝した。

守備から生まれる勢い

村杉徐司ハイパフォーマンスディレクター(49)は試合後、「勢いを一度も相手に渡さなかったのが勝因」と振り返り、「今年のチームは個々の能力が高い。そういう選手は自分勝手になりがちだが、みんなチームプレーに徹してまとまってくれている」と強さの一端を明かした。

今年は「守備から勢いを生む」を合言葉にチームづくりを進めてきた。実際、完封したこの試合でも、高い位置でプレッシャーをかけて相手のミスを誘い、こぼれたボールを拾って攻撃に転じる場面が多く見られた。平野主将は「守備が強いチームが勝つ。最後まで追いかけるひたむきさは出せている」と語る。

そのための一体感の醸成にも力を入れる。先日、長門市で花火大会があった際には、外国人選手全員に浴衣をプレゼントして一緒に観賞した。このような取り組みを通して築かれた信頼関係がラグビーにもつながっているという。

4連覇へ

4連覇までの残り3試合は、負けたら終わりの一発勝負だ。平野主将は「いい意味でみんな、プレッシャーは感じていない。一試合一試合にフォーカスしていくだけ」といい、村杉ディレクターは「自分たちがやるべきことをしっかりやれば勝てる」と前を見据える。

◆太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2026=12チームが熊谷大会(6月20、21日)、栃木大会(7月11、12日)、北九州大会(同25、26日)の順位に基づく獲得ポイントで競い、上位8チームがグランドファイナル札幌大会(8月9日)で行われる総合順位決定トーナメントに駒を進めた。チャレンジチームを除く下位3チームは入れ替え戦に出場する。試合は基本的に前後半各7分で、ルールは15人制とほぼ同じ。

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