巨人・竹丸が原点回帰の106球 シンカー封印で8勝目
巨人・竹丸が原点回帰の106球 シンカー封印で8勝目

巨人が快勝し、先発の竹丸が6回1失点で8勝目を挙げた。前回登板で自己ワーストの8失点を喫し、プロ最短の3回で降板してから1週間。ドラフト1位左腕が原点回帰の投球を見せた。

シンカー封印、直球とチェンジアップ軸に

試合前のバッテリーミーティングで、実松バッテリーコーチらから「最近は色々な球種を投げているけど、良い時に戻った方がいい」と説かれ、新球種シンカーをほぼ封印。武器である直球、チェンジアップを軸に立ち向かった。

二回に失策も絡んで先制を許したが、四回には岩田、内山に速球で押し、カットボールで連続三振に仕留めた。「シンカーに固執していたけど、減らした結果、真っすぐもすごく良かった」とうなずいた。

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試行錯誤の末に見つけた原点

対戦を繰り返し、研究も進むプロの世界。右打者に対抗するため、シーズン途中からシンカーを投げていたが、もろ刃の剣だった。外に逃げて沈む球は効果的な反面、フォームのバランスを崩したり、腕の振りに悪影響が出たりして球の威力が陰るようになった。

今回の登板に向け、手先だけで球を操らずに「体をしっかり使う」ことを心掛け、勢いをつけて投げるステップスローを反復。久々に本来の直球を取り戻した。

もちろん、投球の幅を広げる試行錯誤は継続中。大量援護をもらった中盤以降は、握りを変えたカットボールを増やし、「収穫はあった」と手応えを深めた。レベルアップを図りながら、立ち返るべき原点は見失わない。一つの白星以上に、大きな価値のある106球だった。

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