天理(奈良)は10日、甲子園で初出場の福山(広島)と対戦し、7-2で勝利。春夏通算80勝目を挙げた。試合を動かしたのは4番・金本の一発だった。
金本が先制ソロ
天理は四回、金本が先制のソロアーチを放った。試合前に藤原監督が「(相手先発は)適度に球が荒れているので、しっかりとストライクを打っていく」と話していた通り、初球の甘く入った直球を振り抜くと、鋭い打球は左翼フェンスを越えた。
打線はそこまで好機を生かせずにいたが、奈良大会で打率5割の右打者が、会心の一発でチームの雰囲気を変えてみせた。
福山の好守
春夏通じて初出場となった福山は好守が光った。五回二死一、二塁、相手打者が放った頭上を越えそうな打球を右翼手・三谷が背走し、ジャンプして好捕。失点の窮地を救うと、スクールカラーの緑色に染まったアルプスから大きな歓声が上がった。
二回にも一死満塁のピンチを無失点で切り抜けるなど、小田監督が「自分たちがやってきたことを信じる」と期待していた通り、高い集中力をみせた。



