横浜高校元監督の渡辺元智さん死去、甲子園で春夏5度の優勝
横浜高校元監督の渡辺元智さん死去、春夏5度の優勝

横浜高校の硬式野球部監督として春夏合わせて5度の甲子園大会優勝を果たした渡辺元智(わたなべ・もとのり)さんが死去したことが17日、分かった。81歳だった。

輝かしい監督成績

1968年に母校の監督となり、28歳だった73年春の選抜大会で初優勝。80年夏には夏の選手権大会を初制覇した。

98年に松坂大輔投手(後に西武、大リーグ・レッドソックスなど)を擁して史上5校目の春夏連覇を達成。2004年に脳梗塞を患った後も現場に戻り、06年春の選抜大会も制した。

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孫との甲子園出場と勇退

13年夏には孫の渡辺佳明選手(現楽天)と一緒に甲子園出場を果たした。

70歳だった15年夏を最後に勇退するまで甲子園に春15回、夏12回出場し、通算51勝は歴代5位タイ。

指導哲学と育てた選手

選手の精神面指導を重視し、「目標がその日その日を支配する」「人生の勝利者になれ」などと説いた。

卓越した野球理論を持つ同級生の小倉清一郎さんをコーチに招き、二人三脚での指導で涌井秀章投手(現中日)、筒香嘉智選手(現DeNA)ら多くのプロ野球選手を育てた。

高校日本代表監督も3度務め、アジア選手権の第1回(95年、豪州)、第9回(11年、横浜)で優勝し、第21回世界選手権(04年、台湾)は準優勝だった。

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