全国高校野球選手権大会第3日の7日、最大震度7の地震に見舞われた熊本県の代表・有明が登場し、立命館宇治(京都)との初戦に臨んだ。不屈の闘志で被災地に勝利を届けた選手たちは、次戦も明るいニュースを届けると活躍を誓った。
避難所から声援、逆転に歓喜
熊本県宇城市の小川防災拠点センター内の避難所では7日、被災者約15人がテレビ中継を見ながら声援を送った。
1点を追う九回に3点を奪って逆転した場面では、見守っていた被災者から歓喜の声が沸き起こった。勝利が決まると選手をたたえる大きな拍手が送られた。
被災者の思い
避難所で生活を送っている市内の中学3年の男子生徒(14)は、「負けそうな場面で底力を発揮したところに勇気をもらえた」と話した。
地震で自宅の窓ガラスが割れて散乱し、断水が続いているという被災者(85)は、「絶対に勝てると信じていた。私たちも頑張らなければ」と涙を流していた。



