タイで再デビューした元JR東日本キハ40系、復活の舞台裏と導入課題
タイで再デビュー元JR東キハ40復活の舞台裏

タイ・バンコク近郊で、元JR東日本のキハ40系気動車が運行を開始した。タイ国鉄(SRT)は日本から20両を輸入し、そのうち6両が改修を完了して営業運転に就いている。今年中にはさらに4両が加わり、計10両が運用可能となる見込みだ。導入プロセスには、車両ごとの電気系統や配線の個体差という課題があったが、JR東日本からの技術支援を受けて克服した。

導入の課題とJR東日本の協力

タイ国鉄の担当者によると、キハ40系は日本での長年の運用中に大規模な改造が施されたため、車両ごとに電気系統や配線に大きな個体差があったという。この問題に対し、JR東日本はタイ国鉄のスタッフに対してトレーニングや技術的知見を提供した。担当者は「JR東日本との協力関係は今後も続いていく」と述べ、メンテナンス面での継続的な連携を強調した。

運行区間の拡大計画

現在、キハ40系はドンムアン―アユタヤ間で運行されているが、将来的にはチャチューンサオ方面の東線やナコンパトム方面の南線への導入が検討されている。ただし、これらの路線では高床式ホームの建設工事が完了する必要がある。タイの鉄道駅は低いホームが多く、キハ40系の運行には高床ホームが不可欠だ。

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運行本数については、現時点では朝夕のみの運行だが、乗客数は増加傾向にある。担当者は「毎時運行を行うほどの需要はまだないが、増加が続けば毎日の運行や増発も検討する」と述べた。

キハ40系の今後

キハ40系は平日に毎日運行されており、老朽化が懸念されるが、現在の運行頻度は需要に応じたものだ。タイ国鉄は日本の中古車両の導入を積極的に進めており、キハ183系や14系「はまなす」も週末限定で運行されている。キハ40系の導入は、タイの鉄道近代化の一環として注目されている。

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